プログラミング

AIエンジニアに英語は必要か?一年間働いてみて分かったこと

こんにちは、ナラシカです。

AIエンジニアとして働きはじめて、早いもので一年が経ちました。

世間的に「エンジニアは英語ができないといけないんじゃないの?」というイメージがあると言われますよね。

特にAIエンジニアは「英語が必須!」と断言されることも多いです。

しかし、一年間AIエンジニアとして働いてみた感想として、「高い英語力がなければ働けない」ということには少し違和感を感じますので、記事にしたいと思いました。

一年間、開発の現場で働いてみた経験談から、AIエンジニアと英語の必要性について書いてみたいと思います。

まずは前提条件から

まずは読んでる方にとってイメージしやすいよう、簡単に私の技術範囲の説明をしておきます。

私はエンジニア未経験から画像認識系のAIエンジニアとして一年前から働きはじめています。

特にメーカー系の設計開発をしているので、最先端技術の研究職というよりは既存技術を扱った製品設計が主な仕事になります。

私自身の英語力としては、TOEICで500点あるかどうかくらい。

特に英語が得意なわけでもない、全国平均とそれほど変わらない英語力です。

基本的に読む専門で、英語を話すなんて全然できないレベルです。

こんな奴でも一年間働いてみると、仕事で英語と対峙することがしばしばありました。

そんな経験から、AIエンジニアにはどれくらいの英語力があればやっていけるのかを綴っていきます。

結論から 〜必要になることが多い、ただ条件による〜

結論から述べます。

英語のリーディング能力は必要(条件あり)になります。

「英語力なんて必要ないよー!」という答えを期待していたみなさま、申し訳ございません。

ただし、「条件あり」と書かせていただきました。

どういう条件なのかも踏まえて説明をさせていただきます。

どんな人に英語が必要なのか

まず、英語が必要になるシーンですが、これは主に海外の文献や論文を読むときです。

有名な文献であれば翻訳された記事などが出てくるのですが、ニッチな業界や技術では海外の文献をそのまま読む必要があります。

仕事で新しい技術を取り入れようと思うと、ニッチな技術に行き着くなんてことは案外よくあるものです。先端技術のほとんどは英語で文献が発表されますので、その場合には英語の文献を読む必要が出てきます。

また翻訳された記事や論文でも詳しい説明が省略されていることも多く、原文を確認しながら理解していく、ということはよくあります。

このようなことから日常的に英語が必要になるエンジニアは、新しい技術を多く取り扱う分野にいる人ということになります。

研究に携わるエンジニアはもちろん、世に出たばかりの技術を扱う技術者には英語読解は必須スキルになってきます。

特に研究者の場合は海外の発表会やセミナーなど英語のスピーチを聞きたい場面なども出てくるでしょうから、聞き取る能力も必要な場面は多く出てくるんではないかと思います。

英語が不要なパターンとは?

では、逆に英語が不要な人ってどういうエンジニアでしょうか。

例えば、主に保守業務を行ったり、あまりモダンな技術を使用しない業務の場合には英語が必要とされないことが多いです。

理由としては、単純に日本語のマニュアルや文献が多く存在するからです。

こういった業務ももちろん重要な役割ですし、中には保守業務でもアップデート対応の際に元の文献が英語ということもあります。

ですので、すべての上記業務が英語不要に当てはまるというわけではありませんので、あくまで傾向性のものと考えてください。

また、これは経験談になりますが、PDFやWebサイト等の翻訳サービス導入が充実している企業では英語のリーディング力がそこまで求められないというのが個人的な意見です。

実際に私も英語の論文を読む機会はありますが、PDFの日本語翻訳サービスを会社が導入してくれているため、ほとんどの場合は日本語に翻訳して読んでいます。結局は日本語の方が読むのが早いですからね。

最近では資料内の図表も原文レイアウトを保ったまま翻訳してくれるサービスが多いので、かなり活用しています。

Webサイトの場合はChromeのGoogle翻訳プラグインを使えば大体の文章は翻訳できますから、ほとんど英語を読む機会はありません。

そのため、英語を読む機会が多いエンジニアでも社内に高精度な翻訳サービスが導入されている場合には、そこまで高い読解能力は求められないです。

英語ができなくてもAIエンジニアになれるか

以上のことを踏まえて、英語ができなくてもAIエンジニアになれるのか?という最初の問いに戻って考えてみます。

先の結論でも述べたとおり、「少しの英語読解能力は必要」になります。

やはりAI関連の技術をあつかう際には翻訳されていない文献を読む機会が多いですし、翻訳資料を読んでいても一部原文を読まなければ理解できないことも出てきます。

しかし論文などを必ずすべて英語のまま読む必要はなくて、翻訳サービスも使いながら、細かい部分だけ英語で解釈を補完していくイメージですね。

私自身、TOEICは500くらいしかスコアがありませんが、一年間AIエンジニアとして仕事をしていくことができました。

それでもエンジニアとしても英語力もまだまだポンコツなので、読解に時間を要することも多くあります。ギリギリな状態で生きているわけですから、これからも勉強して少しずつ成長しなきゃな、と思わされます。

いくら最近の翻訳サービスや翻訳ガジェットが進歩しているとはいえ、エンジニアにとって英語の理解は避けて通れない道だな、と毎日痛感させられますね。

まとめ

以上、AIエンジニアに英語が必要なのか、ということについて述べさせていただきました。

私見も多く含んだ記事となってしまったため、ひとつの参考としてご理解いただければいいと思います。

この記事を読んで、「私の周りではそんなことないよ!」とか「それは言いすぎだ!」という部分がございましたらコメントにて補完していただけますと幸いです。

まだまだこれからもエンジニアと英語の理解に関する議論はしばらく続くんじゃないかと思いますが、つまりそれはエンジニアと英語スキルが切っても切り離せない関係にあることの証明だとも思いますので、今日もおとなしく勉強を進めていこうと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。