こんにちは。ナラシカ(@NaraDeer_)です。
データ復元ソフトの定番である「EaseUS Data Recovery Wizard」。
データ復元ソフトって普段はあまり馴染みがなくて
「インストールしたけど使い方がイマイチ分からない」
という方もいるかと思います。
本記事では基本的な使い方の手順を図解でわかりやすく解説していきます。
私はこれまで色々なソフトウェアやサービスを使ってきて、周りの人にもITツールの使い方を多くの説明をしてきました。
ぜひ、この記事を説明書代わりにして、ソフトを快適に使っていただければと思います。
Contents
データ復元ソフトとは?
まずはじめにデータ復元ソフトでできることを紹介しておきます。
データ復元ソフトは何かの理由でデータが破損して開けない場合に、対象のデータを復元できるソフトウェアです。
具体的には、以下のような問題が発生したときに使用できます。
・データ破損のエラーが表示されて開くことができない
・復元したいデータのあるゴミ箱を空にしてしまった
・間違ってフォーマットしてしまった
そんなデータ復元の強い味方が、今回紹介する「EaseUS Data Recovery Wizard」です。
有料版/無料版 機能の違いはどこ?
EaseUS Data Recovery Wizardには
無料のFree版と、有料のPro版とTech版の3種類があります。
無料と有料の大きな差はデータ容量です。
また、有料のPro版とTech版の違いはビジネス利用向けかどうかです。
Free | Pro | Tech | |
値段 | 無料 | 8,900~ | 35,580~ |
復元データ容量 | 最大2GB | 無制限 | 無制限 |
年中無休テクニカルサポート | ✕ | ○ | ○ |
1ライセンスのPC台数 | 1台 | 1台 | 複数台 |
商用利用 | 不可 | 不可 | 可 |
なおFree版の注意点として、データ容量は初期状態では500MBです。
SNSシェアなどの条件をクリアすることで合計2GBまでの利用が可能になります。
容量アップの方法はこの後で紹介しますね。
Pro版の注意点は1台のPCでしか利用できないという点と、商用利用不可という点です。
以下のような場合はTech版のライセンスを購入するようにしましょう。
・中小企業の社内など、複数台のPCでデータ復元ソフトを利用したい
・本ソフトを使ってデータ復元サービスを行う
データ復元の手順を分かりやすく紹介
ソフトの各機能についての紹介と、実際のバックアップと復元の手順について図解で分かりやすく紹介していきます。
各機能の紹介
まずはスキャン
上の画像がPro版のトップ画面です。
画面中央のパーティション一覧から復元させたい対象のパーティションを選択できます。
右上のアイコンからは過去のスキャン結果の読み取り、言語設定やヘルプ参照、アップデートの確認などを行えます。
ここでは、DATAを保存しているDドライブを選択していきます。
ドライブを選択すると上記のようにクイックスキャンが自動で開始します。
クイックスキャンが終了すると、更に自動でディープスキャンが実行されますので、スキャンが終了するまで待機します。
次回以降の復元時間短縮のために、一度スキャンしたデータは右上アイコンから保存しておくことをオススメします。
スキャン結果からデータを復元
スキャンが完了したら復元作業を行っていきます。
スキャンデータは膨大になりがちですので、ファイルを探す場合は右上バーからフィルターをかけたり検索するようにしましょう。
復元させたい対象が見つかったらファイルを選択して、右下のリカバリーボタンを押します。
復元させたいディスクを選択します。
正常にデータが復元できたら上記のような画面が現れます。
これでデータの復元は完了です。
無料版のデータ容量追加
無料版の画面がないため文章での説明になりますが、基本的には有料版と同じトップ画面です。
トップ画面下に容量追加のメッセージが出てきているはずのですので、右下のボタンからSNSシェアをします。
0.5GBから2GBに容量が増えていることを確認して、スキャンの手順に移りましょう。
まとめ:備えあれば憂いなし!
以上、今回は「EaseUS Data Recovery Wizard」のスキャンとリカバリーの手順を説明していきました。
ファイル破損してからソフトを導入しても問題はありませんが、スキャンには時間がかかるため事前にインストールしておくことで、いざというときに復元がスムーズに行えることでしょう。
備えあれば憂いなし!ということで、時間とお金に少し余裕のある方は予めインストールしてスキャンまで済ませておくことをオススメします。
また、もしも使い方で分かりにくい点があればコメント欄や問い合わせページから気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありあがとうございました。